男性小児科看護師、先輩からのいじめにストレス!

私は大学を卒業後小児科で勤務して3年目になる男性看護師です。1年目の時に結婚し、2年目の時に子供が誕生。現在は3人家族で生活しており、妻も看護師です。

特定の先輩からの嫌がらせが始まる・・・

私が入職後しばらくして、特定の先輩看護師からの嫌がらせを受けました。特に理不尽な言いがかりをつけられ、その説明を勤務時間後も求められるということが頻繁に起こりました。自分の仕事が終わってもその先輩が終わらないと帰れる雰囲気ではなかったですし、先輩のミスもなぜか自分のせいになっていたこともありました。同期で同じ病棟に入ったのは、私の他に2人いましたが、2人も私と同じように嫌がらせを受けていました。内1人は2か月で退職、もう一人は精神的に追い込まれ1年終了した時点で退職しました。

人事異動で救われた

嫌がらせは続きストレスも限界になり、同期と一緒に病棟の看護師長に嫌がらせの件を相談しました。当初、1年目だから仕方ないという対応でした。しかし、2か月で1人が辞めた時点で看護部長から問題視されるようになり、2年目に大規模な人事異動がありました。その時に問題の先輩が他部署へ行ったことで、病棟内の人間関係もよくなりました。

男のくせに!男性看護師の悩み

私自身もかなりストレスを感じていたので辞めたいと思っていました。特に「男のくせに」「男なんだから」という性別的な理由でよく強く当たられていました。1週間下痢が止まらなくなり休んだ時は、もうこのまま辞めてしまった方がいいのではないかとも思いました。しかし、それ以降も辞めたいという思いはずっと抱いていました。しかし私には家庭があったため、辞めるには至らなかったです。

夫婦で看護師。悩みを共有できる

辞めた二人と比較して何が一番違ったかというと家庭を持っていたことです。もし独り身であれば、正直この資格を活かせばある程度の就職口はあるし、よりよい病院だって見つかるはずだと思い、きっと転職活動をしていたと思います。結婚していたということが自分自身の忍耐力にもつながっていたと思います。さらに私の奥さんも看護師であり、悩みをよく理解してくれ、支えてくれたことが辞めずに済んだ一番の理由だと思います。もちろん、その後人間関係が改善されてからは仕事も楽しく、やりがいをもって働けるようになりました。  

上司がだめなら自分で行動するのも大事

まずは職場の上司に相談という人も多いが、それでうまくいくケースも稀だと思います。実際私も勇気を振り絞って病棟の看護師長に伝えましたがあまり相手にされなかったです。かなりの短期間で一人が辞めたことで病院側が問題視し、改善されましたが、もしあのまま3人とも精神的ストレスにたえながらここまで来ていたらどうなっていただろうと考えると、怖いです。現在、本当にいい環境の中で働けて、看護師という仕事が楽しいです!すぐに辞めろというわけでもないですが、もしどうしようもないストレスが勤務環境の中にあるなら、転職してよりよい環境に移ることもいい選択肢の一つだと思います。