転職看護師の面接失敗エピソード集!体験談から分かった失敗しないための対策

採用面接を控えた看護師のみなさん、こんにちは!
10年目看護師のたま子です。

面接って、なんでこんなにも緊張するんでしょうね(>_<)

どんなこと聞かれるのかな?
服装これでいいかな?
髪色明るくていいのかな?
印象悪く見えないかな?

・・・不安ですよね。

誰もが面接をうまく乗り切って採用されたいと思っています。
だからこそ面接で失敗はしたくない!

そこで今回私は、面接での失敗談を集めました。
失敗談には、「こうしておけばよかった」という反省や後悔が存在します。
この後悔こそが、これから面接する人にとっては、失敗を防ぐ対策になるんです!

体験談をランキングにまとめたのでご覧ください。

面接の失敗ランキング

1位 質問の答え方で失敗
2位 面接前のうっかりで失敗
3位 面接のマナーで失敗
4位 当日の服装で失敗
5位 その他の失敗

面接の失敗で、一番多かったのが、「質問の答え方で失敗した」でした。
また、答え方以外にも、失敗しやすい場面がたくさんあります。

これはもう他人事ではありません(>_<)
場面ごとの対策も要チェックですよ!
まずは1位からみていきましょう。

1位 質問に対する答え方で失敗

失敗体験談

「この病院の印象は?」と聞かれて…
何も出てこなかった…完全に準備不足。
せめて病院のホームページをしっかり見ておけばよかった。(3年目/25歳)

簡潔に答えなきゃね…
質問の内容は覚えてないけど、5分以上一方的に話し続けてしまった。
面接官だった副院長のため息でハッと我にかえりました。(8年目/29歳)

小児科がない!?
「希望の科は?」と聞かれ、元気よく「小児科です!」と答えた。
でもその病院には小児科がなく…
面接官の看護部長の「え!?」って顔が忘れられない。(1年目/22歳)

素直すぎてもダメな場合がある。
何か聞きたいことは?と聞かれたので、私の経験年数で給料はいくらになるか?と素直に1番聞きたいことを聞いた。
思いっきり嫌な顔してたな。(10年目/33歳)

出題もされる。
普通の面接だと思っていたら、「腎臓の機能は?」と、まさかの問題出題!
頭が真っ白になった。そういえばここは透析で有名な病院…
尿の生成、血圧調整しか出てこなかった…結果は不採用。(5年目/26歳)

前の職場を辞めた理由は?
「師長や先輩から嫌がらせを受け…」と答えたら、その場がなんとも言えない気まずい雰囲気になった。
実際本当の理由だけど…
理由を他人のせいにしたのは良くなかったかも。(3年目/24歳)

看護師も不採用になる。
看護師はどこも人手不足だから、転職も難しくないから大丈夫〜って思ってた。
質問に対しては無難に答えられたけど…最後に面接官から、「あなたから、この病院ではたらきたいという意思が感じられない」と言われてしまった…
自分が病院を選んでいる感覚だったけど、違った。
今は病院が看護師を選ぶ時代。看護師は無敵ではなかった…(2年目/22歳)

「質問の答え方で失敗」の対策

病院の情報収集は忘れずに行う
自分が働きたい病院の情報を入れずに面接に挑むのは、自ら失敗しにいくようなもの。
院長はどんな人か?
診療科は?
力を入れていることは?
得意分野は?
などの基本的な情報と一緒に、自分が感じる病院の魅力や印象などを言えるように準備しておきましょう。

答える練習は十分に行う
私は自然体で挑む。という人も時々いますが、それが成功するのは、高いコミュニケーション能力を持つ人か、緊張しない度胸がある人でしょう。
ただ、普段と面接官を前にした状況では、まず精神状態が違いますからね。
過信せず、十分に練習しましょう。
練習することで少しでも不安を減らして挑みましょう!

逆質問を準備しておく
「何か聞きたいことはありますか?」
に対して、何も質問がないと、病院に無関心という印象を与える可能性があります。
かといって、つい本音が出て、給料や有給について詳しく聞こうとすれば、マイナスの印象を与えてしまうかも。
自分が知りたいこと、かつ印象がマイナスにならない質問を考えましょう。

過去の面接の質問を集める
面接を受ける病院で、過去にこんなこと聞かれたよ、とかこんな問題が出せされたよ、という情報を集めましょう。
先輩や知人、ネットの情報を駆使しましょう。
どうしても集まらなければ、転職サイトに登録して、エージェントから聞くのも手です。
面接の質問だけではなく、面接全般の対策を伝授してくれますよ(^-^)

2位 面接前のうっかりで失敗

体験談

遅刻しちゃいました!
面接時間の15分前には病院に着きました。
しかし、病院内が複雑すぎて、面接会場が分からずしばらく探しながらウロウロ。
なんと10分の遅刻。
会場はウロウロしていた建物から数百メートル離れた別棟だった。
下見に来るべきだった…。(1年目/23歳)

履歴書を適当に書くと痛い目みます!
私は履歴書の誤字脱字を指摘されました。
さらには履歴書に書いた動機と、面接感の前で私が話した動機が違っていて、どっちがホント?なんて冷めた感じで聞かれました…結果?もちろん不採用でしたよ…(8年目/30歳)

うっかり寝坊。
前日、緊張して眠れなかったんです。
起きたのは面接時間の30分前。
間に合うはずもなく、30分遅らせてもらうことになりましたが、気まずい面接でした…(5年目/27歳)

面接の時間を勘違いしてた。
14時からなのを13時に伺ってしまいました。
あちらのご好意でその10分後すぐに面接となりましたが…
慌てて準備させてしまって申し訳無かったです。
時間をまちがえたのに合格をもらい、頭が上がりません(^^;;(4年目/25歳)

履歴書を持って来るのを忘れた!
面接時に履歴書を出そうとしたら…ない。
カバンをひっくり返しても…ない。
面接官の方は、また後日持ってきてくれれば…と言っていたけど、顔が引きつっていましたね。
ちゃんと前日準備してカバンに入れておいたんです。
でも当日、やっぱこっちのがいいかも!ってカバンを変えてしまって(涙)(3年目/29歳)

履歴書に裏があったなんて…
「あれ?裏は白紙だね。」って指摘されて気づきました。
もう帰りたいくらい恥ずかしくなって。
でも面接官がとてもいい人で、ミスを責めることなく、面接を続けてくださいました。
確認はもれなく行いましょう(;^ω^)(4年目/25歳)

「面接前のうっかりで失敗」の対策

前日、当日は必ず確認する
持ち物は早めに揃えておきましょう。
そしてもちものは紙に書き出し、前日、当日は必ずこれを見ながらチェック!
また、余裕があれば面接会場の下見をしておきましょう。早めに行って、場所を見つけておくのも◎

モーニングコールをお願いする
家族や友人に、起床時間に電話をかけてもらいましょう。
寝坊や二度寝を予防します。起きる時ではなく、家を出る時間に電話をもらってもいいですね。
うっかりを防ぐには、自分以外の誰かに協力をお願いしましょう。

履歴書はマニュアルを見て書く
履歴書は必要項目を書き込むだけなので、だれにでも書けます。しかしそれでは何が正解かわかりませんよね。
そんな時は履歴書の書き方の本やサイトを参考にするといいでしょう。
そして完成後は、誤字脱字が無いか家族や友人にチェックしてもらいましょう。間違いや勘違いがあっては、面接官にマイナスの印象を持たれますからね。
ちなみに転職サイトを利用すると、履歴書の書き方サポートが無料で受けられます。正しい書き方だけではなく、良い印象を与えられる履歴書の書き方を教えてくれますよ。

3位 面接のマナーで失敗

体験談

面接中に携帯電話が鳴ってしまいました。
慌てて切りましたが、時すでに遅し。
それまでニコニコしていた面接官の表情が変わるのがわかりました。
「携帯の電源は切っておくのがマナーですよ」
声は穏やかでしたが、厳しい表情で注意をされて…やっぱり、不採用でした。(3年目/25歳)

家に帰るまでが面接です。
面接終了後に、部屋を出て少しいった階段の踊り場で、友人に電話をしました。
終わった開放感からテンションが上がり、けっこー大きな声で電話をしていたようです。
すると先ほどの面接官がやってきて、「まだ面接する人がいるのでお静かに」と言われました。
私のバカ笑いが面接官の耳に届いてしまっていたとは!家に帰ってから電話すればよかった。(3年目/24歳)

楽しい面接には要注意。
面接官は明るくてハキハキした感じのいい師長さんでした。
おかげで面接という硬い感じではなく、世間話しをするかのように楽しくすすみました。私もだんだんフランクな話し方になり、敬語も怪しくなっていきました…
そのせいか、あんなに楽しい面接の結果は不採用。
評価されている意識がもはやなかったかも(^^;)(6年目/28歳)

座る場所を間違えて…
部屋に入ると座り心地が良さそうなイスがありました。
私は長距離を歩いてきて足がだるかったこともあり、迷わずその椅子に座ったんですが…
あれ?何かおかしいぞ?と思った瞬間、「そこは私が座るので、あなたはコチラに」と。
声を掛けられてないのに勝手に座るわ、座る場所違うわで、マナー知らずの看護師が来たと思われたでしょうね。(4年目/27歳)

「面接のマナーで失敗」の対策

マナーを勉強しておく
着席の方法、どこの位置に座るか、名刺のもらい方や退出方法など、よく考えてみたらはっきりとわからない面接のマナー。
マナーを知っていれば防げる失敗はたくさんあります!

面接の練習をしておく
緊張すると、話すスピードが早くなったり、なにをいっているかわからないないようになったり。
これらは練習することでずいぶん失敗が無くなります。
相手が聞き取りやすい話し方を意識する事で、改善されるし、自信にもなります。

4位 当日の服装で失敗

体験談

靴の存在忘れがち
答え方の練習もした、忘れ物もなし!
いざ出発!という時に…はいていく靴がない(゚o゚;;
手元にある黒のパンプスを探すも、5センチのピンヒールものしかなく…(しかもキラキラの装飾がついてる)
面接には不向きと思いながらも仕方なく履いて行きました。
足ものとが気になって面接に集中できませんでした。
準備はモレなく行いましょう。(5年目/27歳)

歩く音がうるさすぎた。
ちょっとヒールが高めの履いていったんですが…
カツンカツンと音が出るもので、失敗したなと思いました( ゚Д゚)
面接だけでは終わらず、病院内の見学をさせてくれるという流れになって。
階段や廊下にカツンカツンと歩く音が響き、うるさかった…
履物、大事です。(9年目/31歳)

ブランド物のカバンで面接。
勝負カバンですね。ヴィ〇ンのボストンタイプの。
面接官にとっては違和感でしかなかったと思う。(7年目/28歳)

髪色は早めに対策を
前職を有給消化中だった私は、趣味のイベントで髪の毛に派手なメッシュを入れてた。
当日黒スプレーで隠していけばいいかと思ってたけど、意外と難しくて。
時間もないし、焦ってやった結果…隠しきれず!隠そうとした感じもわかるような仕上がりに。
早めに染めておけばよかった( ;∀;)(3年目/24歳)

香水はだめ。
タバコを吸うので、臭い消しに香水をつけて面接に挑みました。
部屋に入るとすぐに面接官から、「香水つけてる?」と嫌そうな顔をされ…
つけすぎたかも、しまった!と思いました。タバコの臭い消しですとも言えず。
印象は最悪だったでしょうね。(10年目/33歳)

「スカートの丈、短くない?」
と面接官の看護部長さんに指摘された。
私も、少し短いかも?と思ったけど、短い方が可愛いし~と思い。
指摘されたくらいだから自分で思ってる以上に短かったんでしょうね。(4年目/25歳)

「当日の服装で失敗」の対策

不快感を与えない服装を用意する
黒っぽいスーツが無難です。
女性はカバンや腕時計などのアイテムまで気をつけましょう。当日に履く靴のことは忘れがち。足音まで気にしておきましょう。

不快感を与えない見た目で挑む
髪やメイクも、気にしてください。
髪の色は暗めが無なんです。メイクはアイメイクは控えて健康的、清潔感をアピール。
必ず全身を鏡で確認。もしくは、家族や友人に全身辛口チェックをしてもらいましょう。

5位 その他

体験談

面接前にずぶ濡れ。
天気予報は曇りのち雨。
なのに傘を忘れてしまい、しかもあと少しで病院に着くって時に土砂降りになり、面接前なのにずぶ濡れに。(1年目/21歳)

男クセが悪いと思われた!?
面接する病院に早めに着いたので、ベンチに座っていると、若い医師に声をかけられ世間話をしていました。
そこに40代くらいの看護師が通りかかり…睨まれ多様な気が…
その後さっきの看護師が面接官であることを知り、落ちたと確信しました(T_T)
私悪くない…(6年目/27歳)

二日酔いの面接
面接前日に友人の結婚式がありました。
二次会、三次会まで盛り上がって楽しかったのはいいんですが…
次の日の二日酔いで気持ち悪いわ頭痛いわで。
もう全身からお酒の匂いが出てるんじゃないか?って不安でした。(8年目/30歳)

まとめ

面接での失敗体験談は、いかがでしたか?

もっとこうしていたら…
ここに気をつけていれば…

反省や後悔から分かったのは失敗しないためのポイント。

これらの失敗から学び、同じ失敗を繰り返さないように対策をしっかり行いましょう。
そして、自信を持って面接に挑みましょう!