子供が病気の時は職場に連れてきていい!?ママ看護師に理解ある職場

30代 総合病院脳神経外科病棟3年、ブランク10年、循環器内科クリニック3年のママさん看護師
パートで働く主婦の看護師です。夫と子供が3人の核家族です。子どもは小学未満児、小学生です。
夫婦ともに実家は遠く、子育てを手伝ってくれる近親者は近くにおりません。

産休・育児休暇取得。しかし保育所が決まらず退職

総合病院で勤務しており、妊娠して産休・育児休暇をいただきました。しかし、長男を預かってくれる保育園、託児所がどうしても見つからず、復帰することができず、退職に至りました。その間に2人目、3人目を出産しました。
その後長男は3歳で地域の保育園に入りましたが、下の子は定員オーバーで預けることができずにまたもや復職することができませんでした。
3人目が3歳で保育園に入園できたため、ようやく個人のクリニックに復職できました。出産というイベントがあったこともあり、復帰するのに9年かかりました。

子供のことを考えて午前中のみのパート勤務

復職当時は長男が小学低学年で一人で留守番させられないことと、親に見てもらえないことを踏まえ、職場を探す段階で、「平日の午前中だけ」と条件付きで探しました。身近に、頼れる人がいれば、働き方は広がったと思いますが、私は頼れる人がおらず、子供優先で考えたら半日のパートにたどり着きました。
 

子供の体調不良時の時は職場につれてこれた

現在勤めているクリニックは、更衣室がリビングのような作りになっているので、ちょっとした風邪や腹痛などで子どもが欠席した時はそこに布団をしいて寝かせています。時折様子を見に行けるので仕事をしながら看病もできるのでとても助かります。インフルエンザなどの感染症の時は、病院の処置室のベットを借りて、個室で寝かせていました。
学校や保育園からけがや病気の連絡があるときにはその内容によってすぐ早退したり、キリが付いてから帰らせてもらいます。

面接のときに子供のこと・自分の状況を知ってもらうことが大切

私の場合、面接の申し込みをした段階で、平日の午前中しか勤務できないこと、子どもが病気の際は見てもらう親がいないため欠勤することを伝えてあったため最初からスタッフの皆さんが私の環境を知ってくれていました。そのため、欠席した時に職場へ子どもを連れて行くことを受け入れてくださいましたし、学校からお迎えの連絡が入った時は早く帰りなさいと言っていただけます。また、学校と保育園の行事の時は前もって休みの希望を出せばほぼ通ります。

子育てしながら働くための工夫

子どもが小さい間はなるべく子供に手をかけてあげたいので、子どもが学校に行っている間に家事のすべてを行います。
また、夫のいる時には夫にも協力してもらいます。子育ては一度きりの大切な時間!
働くことは大切ですが、働き方に希望がある場合は先方に自分のおかれている環境をしっかりと話し理解してくれる職場を選ぶことが大切です。子どもはいくら気を付けていても病気になりますし、けがもします。避けられません。ストレスを抱えると、おなかが痛いと嘘をついて欠席しようとしたり、本当に吐いてしまったりします。
子どもにとってお母さんは一番なんです。面接時に勇気を持って話すこと、理解してもらえないなら次の職場を探す。協力してくれるスタッフのいる、職場を探すといいと思います。