通信で准看から正看になりました!

私は准看護師から正看護師になりました。
今、急性期の外科外来に勤務しています。

どうして正看護師になったの?

私は高校卒業後に、准看護学校に進学しました。
准看護師取得後にそのまま編入し、正看護師の学校に通いましたが、途中で辞めてしまいました。
そして准看として10年働き、通信で正看になりました。
正看護師を目指したのは、准看護師として働く中で、自身のスキルの低さを痛感したことです。
あと、やはり周りの見る目が・・・見下されていると感じることが多々あり、悔しさからです。

正看護師になってどう変わった?

一番大きいのは給料ですね。
後は資格手当がもらえたり、業務に関してもリーダーや委員会など、責任のある仕事を任せられるようになりました。

准看護師でも仕事ができる人はたくさんいる!

准看でも、経験豊富で仕事もバリバリ出来る人は沢山います。
でも正看護という資格がないばかりに、リーダにもなれないとか、出世に支障が出て、周りからもあの人は惜しいね‥なんて言われるはめに。

准看護師時代の悔しさ

私が整形の開業医に勤務していた頃の話しです。
そこは看護師は7名働いていました。そのうち正看護は4名、准看3名でした。
そしてその正看たちは皆、急性期出身のバリバリナースばかり。
反対に私を含めた准看たちは経験も乏しく、その差は歴然としていました。そうなるとやはり業務上も支障がきます。
その開業医はデイケアと居宅支援事業所も併設しており、経験の少ない准看の働く場が、制限されがちだったのでした。
准看は基本、外来でたまにデイケアの患者の処置をするくらいでした。
また人手不足でデイ担当になることがあっても、あの人じゃあ長期間は無理でしょうなんて話しが、チラホラ裏で出ていたり、訪問看護も人手不足で訪問したりしても、一時的なものでした。
先生も何かにつけて、頼りにするのは正看の人ばかりでした。

子供2人抱えての通信制!無事正看取得!

ある時極めつけの出来事が!
年下の正看の子が入職してきたんですが、年齢も20代前半で経験値も少ないはずですが、大手の急性期経験者で仕事もバリバリできる。
そうなると必然的に先生からの期待も大きく、とうとう訪看の施設長に!
私はというと、相変わらず自身のスキルの低さ、資格の違いにネガティヴになっていくばかり。
そこで一念発起、30台半ばにして子供二人(小5娘、小1息子)抱えながら通信で正看護学校に通うことにしました。

そして2年後見事、正看護師資格取得!
今では正看しか勤められない急性期に勤務しています。
准看護師から正看護師になった者の経験として、これだけは言わせて下さい!この仕事を長く続けていくのであれば
絶対に国家資格である正看護師の免許があったほうが有利です。自分自身のスキルの向上と生活のためにも!